理事長挨拶

このたび、日本小児神経学会理事長を拝命いたしました。
これまで本学会の発展に貢献された先生方のご尽力に深く敬意を表するとともに、学会員の皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
遺伝学的検査技術や遺伝子治療の開発・応用など、サイエンスとしての小児神経学の発展には目覚ましいものがあります。
一方で、少子化の進展や神経発達症への社会的関心の高まりなど、医療としての小児神経学は社会の変化への適応が求められています。
私たちは、全ての小児神経疾患を持つ子どもたちとその家族のため、全力で研究を行い、医療をさらに発展させる責務があります。
そのためには、学会活動を通じた研究者相互の情報交換と競争原理に基づく研究促進を行いつつ、協力して小児神経疾患の診療ガイドラインを整備し、より質の高い医療を提供できる体制を構築します。
そして、研修環境の整備と教育プログラムの充実により、次世代の小児神経専門医を育成し、より高い診療レベルを持つ小児神経専門医を全国に偏在なく配置し、患者さんとその家族の満足に繋がるよう取り組みます。
子どもたちの未来のために、全力で取り組みますので、今後ともご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年6月
一般社団法人日本小児神経学会
理事長 山本 俊至

