日本小児神経学会

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Last Update:2017年2月6日

小児神経Q&A

Q47:神経線維腫症I型にはどのような治療がありますか?

神経線維腫症I型は先天的な疾患なので、それ自体を治療する根治療法はありません。しかし、合併するそれぞれの症状に対して対処することができます。カフェオレ斑が目立つ場合は美容的目的でレーザー治療をすることがあります。また、皮膚の神経線維腫も外科的にとってしまうことができます。また、骨の病変に対しても整形外科の先生に相談して、定期的に診てもらい、場合によっては手術してもらうことができます。
その他、腫瘍性疾患や学習障害や発達障害を伴うことがありますので、小児神経専門医に相談したり学校の先生にも相談しましょう。また、症状が重い場合には医療費公費補助(特定疾患)の給付対象になります。
神経線維腫症I型では、いろいろな部位に症状が出る可能性があり、神経線維腫や腫瘍が増大することがありますので、かかりつけ医に定期的に相談しながら、症状に応じて専門科へつなげてもらうことが重要です。

(埼玉医科大学病院小児科 山内秀雄/2016年7月QA委員改変)

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